特集!北海道の温泉 2005秋
今年も昨年に引き続きフリーバカンスを利用し”北海道・秘境の旅”にでた。昨年は夏だったが、今年は紅葉の時期を狙った。あいにく仕事の都合で当初予定よりも1週ほど早い時期となってなってしまったが、それなりに紅葉は楽しめた。温泉フリークのオイラは、この旅でも北海道のイロイロな温泉に浸かって鋭気を養ってきました。
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| 二股らじうむ温泉の入口正面 |
駐車場ではキタキツネがマッタリしている |
二股らじうむ温泉
長万部からR5を10kmほど北上し、そこらか西に向かう林道を8kmほど行くと二股らじうむ温泉がある。林道もほぼ全面舗装道なので普通乗用車でも行ける。
ラジウム温泉は体への効能が高いらしく、二股らじうむ温泉は湯治用の宿泊施設にもなっている。日本には有名なラジウム温泉が3つあるらしく、そのうちの一つらしい。お湯は石灰華が混ざっており濃い茶褐色をしている。この石灰華がラジウム放射能を有するらしい。駐車場に記された看板には単なる40〜50℃の食塩泉であると記されており、飲用も可能らしく消化器や胃腸の疾患にも良いとのこと。
浴槽は檜か何かでできたものらしいが、石化華が析出して岩風呂のような状態である。また、露天は緑豊かな渓流を望め、ラジウム放射以上に精神安定効果がある。因みにお湯の効能を消さないために浴室でのシャンプー・石鹸類の使用は御法度である。
また、施設前玄関や駐車場には数匹のキタキツネがマッタリしていてクルマが近づいてもビクともしない。
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| 京極温泉の入口正面 |
京極温泉・京極ふれあい交流センター
羊蹄山の麓・京極町にあり、ふきだし公園の斜め向かいにある。羊蹄山の各登山道からは羊蹄山の周辺道路をグルッと回れば必ずあるので迷うことはない。
ドーム状の建屋自身は結構大きく立派な造りで、浴室の天井も高く開放感がある。露天もあるが羊蹄山の眺望はイマイチである。
泉質はナトリウム−塩化物・硫酸塩泉、弱アルカリ性低張性温泉である。効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、くじきなどで登山後には好適である。分析表によれば泉温は41.3℃で、お湯はそのまま使用しているらしい。
因みに入浴料は500円。シャンプーやボディーソープは常備されているのでタオルだけで入浴はできる。
ここから東へ12kmほど行った倶知安町には、あのレルヒ中佐の銅像が建ったレルヒ記念公園がある。京極温泉に行く機会があったら、そちらにも是非とも立ち寄ってみて欲しい。
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| 浜益温泉の入口正面 |
浜益温泉・浜益村保養センター
浜益村の日本海沿いのR231からR451を滝川方面に4km程向かった所にある公共の温泉場。
泉質は含硫黄-カルシウム・ナトリウム-塩化物泉、弱アルカリ性低張性温泉である。pHは7.94、泉源の温度は44.3℃。効能は筋肉痛、関節痛、うちみ、くじきなどで登山後には好適である。
海からは少し離れてしまっている上に露天は山の方を向いたローケーションなので展望は望めない。内湯の天井がチョイと変わった構造をしていて、滴が落ちてこないようになっているらしい。
因みに入浴料は500円。シャンプーやボディーソープは常備されているのでタオルだけで入浴はできる。
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| 温泉入口看板 |
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| 利尻富士温泉の入口正面 |
施設前の甘露泉水 |
利尻富士温泉・保養施設
利尻島の北側の町・鴛泊から利尻山に向かって2km程の所にある町営の温泉保養施設。露天風呂からは天気が良ければ利尻山を望むことが出来るらしい。
泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉、低張性弱アルカリ温泉で透明でやや黄色味がかったさっぱりとしたお湯である。効能も筋肉痛・関節痛・くじきなどで、登山後には好適な温泉である。因みに入浴料は500円。シャンプーやボディーソープは常備されているのでタオルだけで入浴はできる。
施設前には日本名水百選にも選ばれた甘露泉水が引かれており、わざわざ利尻山三合目に行かなくても名水を味わうことができる。
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| 間宮林蔵の銅像 |
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| 稚内温泉・童夢の入口正面 |
樺太への渡航地点 |
稚内温泉・童夢
稚内市の西側、ノシャップ岬のチョイと南側にある市営の温泉施設。建屋自身は結構大きく立派な造りで、エントランスが異常に大きい。また、大きな浴室のほかに食堂や会議室などがある。更に身障者の方が気軽に入浴できるようなサポート機器も備えられている。露天風呂は日本海側を向いており、晴れた日には利尻島や礼文島が望める。
泉質はナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉(低張性アルカリ性高温泉)で、効能は筋肉痛・くじき・疲労回復など。登山に疲れた身体には好適な温泉である。
気になる入浴料はここも500円。シャンプーやボディーソープは常備されているのでタオルだけで入浴はできる。
因みに稚内の有名観光地である宗谷岬には間宮林蔵が樺太へ渡航したことを記念する銅像が建ち、その宗谷岬付近には渡航地点を表した石碑がある。稚内に行く機会があったら、そちらにも是非とも立ち寄ってみて欲しい。
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| 旭岳万世閣ホテルベアモンテの入口正面 |
旭岳温泉・旭岳万世閣_ホテルベアモンテ
東大雪山の東側入山口である旭岳温泉にあり、旭岳ロープーウェーの旭岳温泉駅から最も近い日帰り入浴可能なホテル。周囲の施設の中でも最も綺麗な造りのホテルである。登山靴の汚れは出来るだけ落としてきたが・・・・登山後のこ汚い姿で玄関をくぐるにはチョイとはばかられる。
泉質はカルシウム・マグネシウム・ナトリウム−塩化物・硫酸塩泉で、pHは6.11とチョイと酸性寄り。源泉温度は45.5℃とのことで、お湯は意外にも無色透明・無味無臭で、姿見付近の硫化水素臭からは想像がつかない。
お決まりの露天風呂のほかにドライサウナやミストサウナなどもある。旭川へ下る次のバスまで時間があったのでオイラは露天の寝湯で1時間以上も昼寝をする。
気になる入浴料は1500円とチョイと高め。まあ、ホテルの施設ということもあって、ロッカーなどのセキュリティーはしっかりしている。しかもドレッサールームもしっかりしているのでお高いのは仕方がないか?当然、シャンプーやボディーソープは常備されているのでタオルだけで入浴はできる。
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| かんぽの宿_層雲峡 |
層雲峡温泉・かんぽの宿_層雲峡
層雲峡温泉の中心街からR39を旭川方面に6km程行ったところにある簡保のお宿で立ち寄り湯が可能。層雲峡オートキャンプ場のすぐ隣にあり、キャンプ場宿泊者は非常に利用しやすいロケーションとなっている。建屋自身は結構大きく立派な造りで、浴室もそれなりの豪勢な造り。
泉質は単純温泉の低張性中性温泉で、温泉街の含硫黄泉と泉質が若干異なる。まあ、透明でさっぱりとしたお湯なので長い時間入っていても疲れはしない。露天もあり、森林浴をしながらの入浴は非常に気持ちが良い。効能は筋肉痛・くじき・疲労回復など。登山に疲れた身体には好適な温泉である。
因みに入浴料は600円。当然、シャンプーやボディーソープは常備されているが・・・・炭シャンプー、炭トリートメント、炭ボディソープ、炭洗顔ソープと炭尽くしである。お蔭で日に焼けたオイラの肌もツルツル、艶々となった。
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| 露天風呂 |
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| 高原温泉・大雪高原山荘の入口正面 |
露天からの景色 |
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| 内湯 |
湯口は熊の彫り物 |
林道のキタキツネ |
高原温泉・大雪高原山荘
R273大雪湖のヘアピンカーブから林道に入り、約10km行った林道の終点にある立ち寄り入浴が可能な山荘。林道は比較的整備されてるので乗用車でも大丈夫だが、結構クネクネした道で林道にはキタキツネがマッタリと寝そべっていたりするのでなのでスピードの出し過ぎに注意。
山荘の玄関横には”日本秘湯を守る会”の提灯があり、自他ともに認める秘湯。
泉質は酸性の硫化水素泉の緊張性酸性高温泉で、チョイと白く濁ったお湯である。結構クドイお湯なので長湯は疲れるかもしれない。pHは2.2と高く、泉源の温度は96℃とこちらもかなり高い。露天は結構眺望の良いロケーションになっている。また、内湯の湯口はかなりリアルなヒグマの彫り物になっている。因みに入浴料は700円。
大雪高原山荘は標高1350Mにあり、道内では最も高い場所にある温泉施設らしい。冬は雪に閉ざされるため6〜10月の期間しか利用できないらしい。また、ヒグマの生息地らしく、近くにはヒグマ情報センターがある。日本製紙グループの国策観光開発(株)が運営しているとのこと。山荘のスタッフにオネーさんが数人いたが、皆さん結構綺麗である。
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| キャンプ場からの湯船 |
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| キャンプ場(下流)側からの湯船 |
上流側の自噴泉 |
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| 上流側からの湯船 |
下流側の自噴泉 |
寸志を置いてゆこう |
鹿の湯
鹿追町で道道85号から道道1088号に入り14km行った所にある然別峡野営場の更に奥のユーヤンベツ川の渓流沿いににある天然の露天風呂。然別然別峡野営場の数キロ前までは舗装路だが、野営場直前の2〜3kmはダート道。まあ、乗用車でも大丈夫だろう。
然別峡野営場を徒歩で入った先の簾の陰には簡単な脱衣所がある。その脇の湯船は渓流脇に石とコンクリートで作られている。湯船直近の山肌に自噴泉が2ヶ所ある。
泉質の詳細は不明だが、カルシウム泉系とのこと。チョイと濁った湯船のお湯は丁度良いくらい温度だが、自噴泉の温度はかなり高そう。因みに川の水は結構冷たく、流れは結構速い。
湯船の内壁には苔がヘバリついており結構滑りやすいので要注意。また、浴槽の所々に自噴泉からの導入口があり、その直近のお湯は結構熱いのでヤケドに注意。
因みに入浴料は原則無料だが、キャンプ場を利用せずに入浴のみの場合は寸志を置いてゆくための箱が設置されている。シャンプーやボディーソープなどは、ここでは環境的配慮から使用しないほうが良いとオイラは思う。
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| 簡単な造りの脱衣所 |
小屋裏にある湯船 |
ヌプントムラウシ温泉
道道718号をトムラウシ温泉に向かい曙橋手前の林道に入りヌプントムラウシ川沿いを16km行った所にある露天風呂。林道は結構荒れているが、頑張れば乗用車でも大丈夫だろう。
林道のドン突きから徒歩で入った先には簡単な小屋の脱衣所がある。その裏の湯船は石とコンクリートで作られており、木製の縁がある。直近の山肌に自噴泉があるが、時間帯により激しく活動したり治まったりするようである。
お湯は透明で若干褐色がかっている。泉質の詳細は不明だが、チョイとショッぱ苦く、硫化水素臭がする。恐らく含硫黄−ナトリウム−塩化物・炭酸水素化物系と思われる。湯船のお湯はチョイとヌルめだが、自噴泉の温度はかなり高そう。恐らく川の水を多めに引き込んでいるのであろう。
因みに入浴料は無料。払いたくても払いようがない。シャンプーやボディーソープなどは環境的配慮から、ここでは使用しないほうが良いとオイラは思う。
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| 国民宿舎_東大雪荘 |
東大雪荘正面の自噴泉 |
トムラウシ温泉・国民宿舎_東大雪荘
道道718号をドン突きまでいったトムラウシのトムラウシ温泉入山口にある国民宿舎。道道718号は曙橋を過ぎるとダートになり、ダート道は5km程度で乗用車でも大丈夫だろう。
東大雪荘は見た感じ結構贅沢な造りで、温泉も広々としている。浴室の天井はカナリ高く、露天風呂はトムラウシ川の渓流に面して開放感がある。また、東大雪荘の正面はチョイとした公園になっており自噴泉がある。
泉質は含硫黄−ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉で、泉源の温度は93℃とかなり高い。効能は神経痛、リュウマチ、胃腸病、糖尿病など。
気になる入浴料はここも500円。シャンプーやボディーソープは常備されているのでタオルだけで入浴はできる。また、ドレッサールームもしっかりしている。因みに東大雪荘にはコインランドリーがある。
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| 町営白樺荘の入口正面 |
白金温泉・白樺荘
R237の美瑛から道道966を十勝岳方向に向かい約21kmほど行ったところに白金温泉の温泉街がある。その白金温泉にある美瑛町営の宿泊施設で立ち寄り湯が可能。
泉質はナトリウム・マグネシウム・カルシウム−硫酸塩・塩化物泉と含鉄泉の複合泉(低張性中性高温泉)で、泉源の温度は46℃、pHは6.6とやや酸性寄り。お湯はチョイと白く濁っている。それほど熱さは感じないお湯だが、すぐに身体が温まるので・・・・浴槽に長くは浸かっていられない。
効能は筋肉痛、関節痛、うちみ、くじき、疲労回復などで、登山に疲れた身体には好適な温泉である。
浴槽は樹脂製の浴槽が1箇所でかなりシンプルで飾り気がない。気になる入浴料は300円ととってもリーズナブル。但し、シャンプー・石鹸類は設置されていない。また、施設内の自販機のビールはコンビニ価格でとっても良心的。さすが!町営施設である。
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| 浴槽とチョイとした看板 |
道道沿いの立派な看板 |
吹上露天温泉
十勝岳の麓、道道966白金温泉−十勝岳温泉間の丁度中間くらいにある野天風呂。フジTVの「北の国から」で宮沢りえの入浴シーンで登場した。そのために温泉に入らないで見物だけの客がひっきりになしにやってくる。
道道沿いの駐車場から樹林帯を徒歩でチョイと入った先に2つの浴槽と簡単な脱衣所がある。
泉質は、酸性-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉で、pHは2.5とカナリ酸性寄り。この場所にはかつて宿泊施設もあったらしく、湯治湯だったらしい。また、ここは水着を着用して浴する人が多いようだ。オイラは温泉は裸では入るものとの信念から裸で入った。
因みに入浴料は原則無料。ここも鹿の湯やヌプントムラウシ温泉と同じく、払いたくても払いようがない。シャンプーやボディーソープなどは、ここでは環境的配慮から使用しないほうが良いとオイラは思う。
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| 湯元・凌雲閣の入口正面 |
十勝岳温泉・凌雲閣
R237の上富良野から道道291を十勝岳方向に向かい約19kmほど行ったところ、ドン突きに十勝岳温泉がある。その十勝岳温泉の一番奥にある宿泊施設で立ち寄り湯が可能。凌雲閣は標高1280Mの場所にある。
泉質は、カルシウム・ナトリウム−硫酸塩泉と酸性−鉄−硫酸塩泉の2種類。前者が茶色に濁ったお湯で、後者は透き通ったお湯である。効能は筋肉痛、関節痛、うちみ、くじき、疲労回復などで、登山に疲れた身体には好適な温泉である。十勝岳と富良野岳が正面に望める最高のロケーションの露天では3つの浴槽で2種類の泉質が楽しめる。
気になる入浴料は800円。シャンプーやボディーソープは常備されているのでタオルだけで入浴はできる。
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| まつの湯の入口正面 |
まつの湯の浴槽、こんなのが2つある |
小金湯温泉・まつの湯
札幌市街からR230で定山渓へ向かう途中の豊平川沿いにある小金湯温泉街。まつの湯はその小金湯温泉にある3件の宿泊施設のうちの1件で立ち寄り湯が可能。
泉質は単純硫黄泉、弱アルカリ性低張性低温泉。源泉温度は29℃で加熱しているとのこと。効能は神経痛、筋肉痛など。湯治湯として利用されており、まつの湯も50年近い歴史を持つとのこと。浴槽は普通の広さだが、浴槽・洗い場・露天がそれぞれ2箇所あるので結構広い。露天風呂は豊平川の渓流に面している。
気になる入浴料は500円。シャンプーやボディーソープは常備されているのでタオルだけで入浴はできる。