特集!北海道の温泉 2009冬
今年も昨年に引き続きフリーバカンスを利用し”北海道・延長戦の旅”にでた。昨年は洞爺・函館と遠出したが、今年は小樽・札幌・支笏と近場に絞った。温泉フリークのオイラは毎度のごとく、この旅でも北海道のイロイロな温泉に浸かってしまうのであった。
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| 湯の花 朝里殿 |
湯の花 朝里殿
小樽から定山渓に向かう道道1号沿い、札樽道・朝里ICと朝里川温泉スキー場の丁度中間地点、朝里クラッセホテルから石狩湾方面に歩いて20分ほどのところにある民営の立ち寄り湯。北海道内に4湯ほどある”湯の花”という温泉チェーン店の内の1店舗。毎年、この前の道を通過する度に気になっていた。
泉質は含食塩−芒硝性温泉で、pHは7.9、源泉温度は48.8℃(低張性弱アルカリ性高温泉)。お湯は僅かに緑がかった褐色で、舐めると僅かに塩辛い。効能は関節痛、筋肉痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、動脈硬化症、痔疾、冷え症、神経痛、慢性皮膚病、やけど、きりきず、健康増進、疲労回復、病後回復期などで、スキーの後には好適な温泉である。
主な施設は温泉の内湯、温泉露天、ドライサウナ、ミストサウナなど。雪のある時期の露天は屋根からの落雪に注意。シャンプーやボディーソープは常備されているのでタオルだけで入浴はできる。因みに入浴料金は600円である。返金式であるが下駄箱と脱衣所ロッカー用に100円硬貨2枚を用意しておくと良い。また、”湯の花 朝里殿”と小樽中心街とを往復する無料送迎バスが運行されている。
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| 瀧の湯温泉 |
分析表 |
瀧の湯温泉
小樽寿司屋通り沿い、式内の運河支流沿いの坂の途中にあるレトロな雰囲気の温泉銭湯。雪が多い季節には道が凍って滑りやすいのでアクセスには注意を要する。
お湯は無色透明で、無味である。泉質はナトリウム−硫酸塩・塩化物温泉で、pHは7.1、源泉温度は17.8℃(低張性中性低温泉)。効能は関節痛、筋肉痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、動脈硬化症、痔疾、冷え症、神経痛、慢性皮膚病、やけど、きりきず、健康増進、疲労回復、病後回復期などで、スキーの後には好適な温泉である。
主な施設は温泉の内湯とサウナ。以前には地下にも温泉の浴槽があったようだが、老朽化のため今は使用されていないらしい。街中の銭湯で入浴料金は420円であるが、サウナ利用は別料金らしい。因みに単なる街の銭湯なので石鹸・シャンプー類は備え付けていないので持参したほうが良いと思う。
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| 運河沿いからのホテル |
小樽運河の夜景 |
運河の宿 小樽ふる川
小樽運河を正面に望むビジネス(風)ホテル。建物内は木造風でレトロな感じを醸し出そうとしている。定山渓にあるお宿と関係があるらしく、定山渓開湯蹊圖(系図)が展示されている。
2階にある温泉浴場は檜をふんだん使った造りである。浴場は山側にあり、隣のビルの陰となってしまうため露天からの展望は無いに等しい。泉質はナトリウム−塩化物泉 源泉温度は20.5℃、pHは7.5(低張性アルカリ性冷鉱泉)。効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期疲労回復、きりきず、やけどなど。飲用も可能らしく、飲用の適応症は慢性消化器病、慢性便秘など。
某旅行サイトで予約ということもあり、宿泊代は非常にリーズナブル感がある。
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| 小樽運河の夜景 |
ホテル正面 |
ホテルの部屋 |
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| ホテルの温泉 |
エレベーターに表示の分析表 |
ホテルに展示されている定山渓開湯蹊圖 |
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| 新日本海フェリー・ターミナルビル(入浴前) |
フェリーの模型 |
展望温泉パノラマ
小樽運河から石狩湾沿いの道をテクテクと30分ほど・約2km行ったところ、小樽築港の新日本海フェリー・ターミナルビル4・5Fにある立ち寄り湯。その名の通り浴室の大きな窓からは石狩湾が望めるハズであった・・・・しかし、オイラが湯船に浸かっていた時間帯は超猛吹雪で遠望どころの状態ではなかった。
お湯は微妙に緑がかった褐色で、舐めると僅かに渋味があるような気がする。泉質はナトリウム−硫酸塩・炭酸水素塩泉で、pHは7.3、源泉温度は62℃(低張性中性高温泉)。効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、打ち身、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後の回復、疲労回復、健康増進、動脈硬化症、慢性皮膚病、きりきず、やけどなど。
主な施設は温泉の内湯とドライサウナ。シャンプーやボディーソープは常備されているのでタオルだけで入浴はできる。因みに入浴料金は800円である。また、返金式であるが下駄箱と脱衣所ロッカー用に100円硬貨2枚を用意しておくと良い。
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| 温泉分析表 |
温泉分析表 |
浴場・実は窓の外は猛吹雪中 |
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| 浴場 |
港からスキー場が見える・多分、朝里川 |
新日本海フェリー・ターミナルビル(入浴後) |
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| 小樽温泉 オスパ |
カラオケもできる |
小樽温泉 オスパ
小樽築港フェリー・ターミナルビルから歩いて数分のところにある健康ランド風の立ち寄り湯。同じ建屋に北海道でお馴染みの某コンビニが入っているので判りやすい。
お湯は僅かに褐色で、舐めるとカナリ塩辛い。泉質はナトリウム−塩化強塩泉で、pHは6.2、源泉温度は33℃(高張性中性低温泉)。効能は神経痛、筋肉痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、打ち身、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、産後回復期、疲労回復、健康増進、慢性皮膚病、慢性婦人病、きりきず、やけど、虚弱体質など。
主な設備は内湯と露天とドライサウナなど。シャンプーやボディーソープは常備されているのでタオルだけで入浴はできる。因みに入浴料金は800円である。ここも返金式であるが下駄箱と脱衣所ロッカー用に100円硬貨2枚を用意しておくと良い。因みに24時間営業らしいので休憩室に泊まりこんでしまうことも可能らしい。
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| 駅前にあるホテル |
ホテルの温泉 |
灯の湯ドーミーイン PREMIUM小樽
小樽駅の正面にあるシティホテル。建物自体は比較的新しめで近代的な造りである。この手のホテルの中では調度設備やアメニティーは充実している方であると思う。部屋からは小樽駅や天狗山スキー場などが望め、眺望も悪くはない。何よりオイラにとって便利なのは高速インターネット接続が簡単にできることである。
温泉浴場は2階にあり、近代的な日帰り温泉施設のような風情がある。一応、露天もあるがビルに囲まれてしまっているので展望は無いに等しい。泉質はナトリウム−硫酸塩・塩化物泉 源泉温度は36.4℃、pHは8.8(低張性アルカリ性冷鉱泉)。効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期疲労回復、きりきず、やけどなど。
ここも某旅行サイトで予約ということもあり、宿泊代は非常にリーズナブル感がある。因みにペット同伴も可能な部屋があるらしい。
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| 天狗山スキー場が見える |
ホテルからの景色 |
小樽駅も見える |
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| 温泉分析表 |
ホテルの部屋 |
ホテルの部屋 |
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| 小町湯 |
小町湯 |
小町湯
小樽駅から函館本線に沿ってテクテクと行った先、南小樽駅の南東にある温泉銭湯。ここはひじょぉ〜にレトロな雰囲気の漂う建屋で、創業は明治時代とのことらしい。
お湯は微妙に緑がかった褐色で、舐めると僅かに渋味がある。泉質はナトリウム−硫酸塩・炭酸水素塩泉で、源泉温度は38℃。効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、動脈硬化症、痔疾、冷え症、慢性皮膚病、やけど、きりきず、健康増進、疲労回復、病後回復期など。
街中の銭湯で入浴料金は420円となっている。街中の銭湯で石鹸・シャンプー類は備え付けていないので持参のこと。
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| ホテルモントレエーデルホフ札幌(北側から) |
ホテルモントレエーデルホフ札幌(南側から) |
ホテルモントレエーデルホフ札幌
札幌駅東南側、創成川沿いにあるシティホテルで、高級温泉施設を併設している。大通り公園・テレビ塔に近く、札幌の夜を満喫するには絶好のロケーションである。ホテルは建物の高層部にあり、展望はバッチリで札幌市内が一望できる。オイラは某旅行サイトで予約したので宿泊料金は思いのほか安かった。温泉施設の利用料金は別となっており、宿泊者はプラス1,500円で温泉施設を利用できる。因みに宿泊者以外の利用料金は2,800円らしい。
温泉施設は14階と15階にあり、露天からも札幌の絶景が一望できる。泉質はナトリウム-塩化物泉で、源泉温度は30.9℃(等張性弱アルカリ性低温泉)。お湯は無色透明でチョッと塩辛い。効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病など。
高級日帰り温泉施設でもあるので、当然アメニティーはしっかりしている。正直、県連北海道行事のお宿はこっちにしてもらいたいものだ!と思うくらいナイスなホテルであった。イッセー君、どうよっ!
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| キャンプ場(下流)側からの湯船 |
温泉成分がウロコ状に付着した内風呂 |
豊平峡温泉
定山渓温泉街をチョッと過ぎた所から豊平峡ダム方面に逸れたところにある日帰り温泉。
泉質はナトリウム・カルシウム−炭酸水素塩・塩化物泉で、pHは6.5、源泉温度は51.5℃(低張性中性高温泉)。微妙に塩辛く、僅かに渋味があるお湯である。効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、関節のこわばり、うちみ、くじき、運動麻痺、切傷、火傷、慢性皮膚炎(アトピー性皮膚炎)、冷性、慢性消化器病、慢性婦人病、痔疾、疲労回復、病後回復期、虚弱児童など。飲用も可能で飲用の適応症は慢性消化器病、慢性便秘、糖尿病、肝臓病、痛風など。
内風呂の床には温泉成分がウロコ状に付着している。また、自然に囲まれた渋い露天もある。ここでは食事もでき、そば、ジンギスカン、インド料理とメニューは豊富である。因みに入浴料金は1,000円とチョッと高めの設定である。シャンプーやボディーソープは常備されているのでタオルだけで入浴はできる。
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| 湯の花 定山渓殿 |
定山渓温泉の足湯 |
湯の花 定山渓殿
定山渓温泉街の西側外れにある立ち寄り湯。道内に4湯あるチェーン店の内の1つで、小樽の”湯の花 朝里殿”とは姉妹店の関係にある。まだ施設は新らしめで、恐らく開店から間もない施設であると思われる。
お湯は舐めてみるとカナリ塩辛い。泉質はナトリウム−塩化物泉(低張性中性高温泉)。効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病など。主な施設は温泉の内湯、温泉露天、ドライサウナ、ミストサウナなど。
因みに入浴料金は800円で、朝里殿よりも若干高めの設定である。どうやら定山渓一帯は入浴料金が周辺地域よりも若干高めの設定らしい。シャンプーやボディーソープは常備されているのでタオルだけで入浴はできる。返金式であるが下駄箱と脱衣所ロッカー用に100円硬貨2枚を用意しておくと良い。
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| 丸駒温泉旅館 |
天然露天風呂 |
丸駒温泉旅館
2009年冬の北海道の締めは支笏湖畔・恵庭岳の麓にある”丸駒温泉旅館”という立ち寄り湯が可能な温泉旅館。ここは”日本秘湯を守る会”に加盟しているらしく、日帰り専用の玄関には例の提灯が下げられていた。使用している源泉は2箇所あるらしく、泉質はナトリウム・カルシウム−塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉で、pHは6.4(6.5)、源泉温度は53.2℃(51.0)。宿の建屋にある内湯と露天の他、チョッと離れた場所に天然露天風呂がある。天然露天風呂は支笏湖とつながっており、水位は支笏湖の湖面と同じである。ここからは支笏湖越しに風不死岳を望める。効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、痔疾、慢性消化器病、慢性皮膚病、動脈硬化症、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性婦人病、冷え性、虚弱児童などで、スキーや登山後に好適な温泉である。因みに入浴料金は1,000円である。シャンプーやボディーソープは常備されているのでタオルだけで入浴はできる。
それからオイラが丸駒温泉旅館を訪れた日の前々日に某民放テレビ局・旅行番組ロケのために某ベテラン有名女優さんがお母さんと娘さんとともに訪れたと受付のオッちゃんが熱く語ってくれた。オイラがその日の夜に帰宅したら、丁度その番組が放映されており、丸駒温泉旅館が紹介されていたのであった。番組の設定はその晩に丸駒温泉旅館へ泊まり、翌日は小樽めぐりをするというものであった。思った以上に撮影から放映までのリードタイムが短い。因みに、その旅行番組はオイラの取材地選定のための情報源の一つでもあったりする。
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| ”日本秘湯を守る会”の提灯 |
天然露天風呂からの”風不死岳” |
温泉分析表 |